今日から11月。
昨日までとは違う山から吹き降ろす冷たい風にぶるぶるっとしながら自転車をこぐ。いつも通る小径の街路樹の赤い葉が風で揺れているのを見ながら、もうあと一ヶ月もすればここから見える向こうの山々にもうっすら雪が積もり始めるのだろう、なんて思いを馳せる。
子供を幼稚園に送り届けて、今日は新しい仕事場に出向。これからは今までの仕事場と掛け持ちで行くことになる。
新しい仕事場は出来立てのほやほやの匂いがして、何だかワクワクする。オープンに関わった人たちの緊張感がビリビリ伝わってくるようだった。特にミスやトラブルもなく前途洋々たる船出といった感じで業務を終えてホッとする。たまにはこういう緊張感もいいなあ。
ただこの業界で働く人々は一癖、二癖ある人が多いので(といいつつ自分自身も一癖どころか難癖だらけの人なのだけれど・・・)、内輪のトラブルに巻き込まれないようにしないとな、と気を引き締める。まあ、鈍感な性格なので、職場に漂っている不穏な空気とか全く気付かずケラケラしてるので、周囲の人に呆れられてるのが関の山なのだろうけれど。

ひさびさキリンジの音を聴きたくなる。私は、新譜をきっちりと発売日に買ったりすることもしない不真面目なファンなのだけれど、やっぱり今日みたいな冷えた風が頬に当たるようになると恋しくなるんだよな、特に兄音が。そろそろ買い時かな?週末にでも新譜買いに行こう。

DODECAGON

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アキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」が今夜BSであっていたのに見逃した。見たかったのに。悔しい。