新しい年が明けた。毎年恒例の箱根駅伝を横目で眺めながら、ひなたぼっこ。穏やかなお正月。今年は下の娘が受験で帰省できず。しかし年末年始、毎年やることは決まってる。大みそかに一年間あったことを振り返りながらおせち料理を作り、紅白を見ながら年越しそばをすすり、流行り歌を聴きながら家族とあーだこーだとしゃべり合い、おいしくビールをいただきながら年を越す。
新しい年はどんな一年になるかな。下の娘もきっと4月から上の娘と同じ高校に通うことになるのだろう。
わたしといえば、去年は本当にしんどい一年だった。毎日毎日、自己否定ばかりしていて、少し病んでいたようにも思う。それは年末まで続いたし、これからもしばらく続くと思うけれど、今年はなんとか私の世界を切り開いていきたい。気が付いたら前よりいい景色が見えるようになってたらいいな。
休日はゆっくり宿題のしごとしたり、読書したり。久々長嶋さんの本を読んでいる。読んでいる最中、自分が大学生の時に一人暮らししていたアパートの部屋のことを思った。あのアパートは私が大学を卒業した後、どんな人が住み続けているのだろう。

三の隣は五号室

三の隣は五号室

年末に大学の研究室の同窓会の写真がラインで送られてきた。同窓会会場は大学時代の実験後にたまってた飲み屋。あの時代から壁は学生の落書きだらけ、畳は抜け落ち、座ったら最後、ズボンに畳カスがびっしりついてしまうような汚い店だったけれど、今も相変わらず汚い。まずは店が現存していることにびっくりしたけれど、その画像に写りこんでいる同窓生たちのオジサン加減に驚く。そうだよね、みんないい加減50も近くなってきて偉くなってるんだものね。と思いながら、自分もそういう歳になっていることに気づかされる。