今日は梅雨の晴れ間。ここぞとばかりに家事に勤しむ。家事ってかなり天気によってモチベーション上下するものだよなあ。冬布団のカバーや毛布類を洗濯したり、干した布団をケースに入れて天袋にしまったり代わりに扇風機を出したり。私はチビっちゃいのでノッポの夫をこき使うのだけれど、私の口頭での指示が夫になかなか通じず、結局は脚立を持ち出して私が汗を掻き掻きやることになる。隣でニヤニヤしながら涼しい顔で突っ立ってる夫。いつも最後はこんな感じだ。
その後は最近洗濯機の脱水の調子がいまひとつ(ビチョビチョのときがある、たまに)なので夫に修理してもらう。9年目の洗濯機も最期が近いのかもしれない。機械いじり、ネジいじり全てにおいて大好きな夫は私の許しを得て、獲物に飛びつくようにネジをはずし始める。脱水につかうベルトが緩んでいるので、こういうときは微調節するネジがナントカカントカ・・・といいながらあっさり調節して直してくれた。ありがとう。
汗びっしょりになり早めに風呂に入り、日も暮れぬうちからビールのプルタブを開ける。ビール片手に友人の作った男爵とタマネギを使ってコロッケを作る。付け合せのキュウリは先日家の近くを歩いていたときに畑で収穫してたおばちゃんから呼び止められていただいたものだ。昨日届いたばかりのズッキーニを薄切りにしてガーリックオイルでソテーしたり、キンキンに冷えたトマトを大量に切っていたら、おやつも忘れて一日中外で遊んでいた子どもたちが匂いを嗅ぎ付けたのか「おなかすいたー!」とドヤドヤと帰ってくる。久方ぶりに出ていた扇風機を見つけて何をするかと思えば、「われわれはーうちゅうじんー」そればっかり。姉妹して一本調子で扇風機に向かって語りかけてる。その音をBGMに私はひたすらコロッケを揚げる。
ようやく日が暮れて、「そういえば今日はキャンドルナイトじゃない!ろうそくの灯りでご飯食べてみようか?」なんてロマンティックないい考えが浮かんだろうと!うきうきしながら電気を消してろうそくに灯りをともすのだけれど、しばらくすると二女が「怖い、怖い」とさめざめと泣き出す。ああ、この人花火も「火が降ってくる、怖い!」っていう人だった。現実はなかなか思うようにいかないのである。