明日はクリスマスイブ。あっという間の年の瀬。しかしまだあと一週間の間に終わらせないといけない仕事が山ほどあるので、心が焦ってるのが自分でもわかる。
12月の初めはとにかくブルーだった。8月くらいからkirinji→カンサノさん経由で知った中村佳穂ちゃんの磔磔ライブに仕事で行けなかったからだ。こんなことがあると、何のために毎日仕事頑張ってるのか、わからなくなるよ〜。まあ、お仕事なのでしょうがないですが。
「AINOU」は、学校帰りに娘がタワレコで試聴して気に入り、たまたま初バイト代が入ったとのことで、買ってきてくれた。聴いたときに電気が体に走ったのだそう。血は争えないな〜わかるよ、その感覚…
今はCD聴けば聴くほど、ライブ会場にいられなかった事実に打ちひしがれる私なのです。次のワンマンは絶対行くぞ〜

前の日記から随分と日が開いてしまった。5月以降私は何をしていたのだろう、思い出せる範囲で書いてみる。

5月
六甲山に娘と一緒に出掛ける。音楽好きの大学生になった娘が、無料ライブが六甲山であって、とにかくすごいギターの女の子が来るからお母さん行こう!というので。
六甲山は初めて行く場所でとても爽やかで素敵な場所だったのだけれど、娘が言う「とにかくすごいギターの女の子」Reiちゃんがすごかったことを覚えている。小さな体でギターかき鳴らすその姿に娘と二人でノックアウトされた六甲山のイベント。
その日以降、娘は私の押し入れにしまったままになっていたギターを出してきて、寝ても覚めても練習している。秋になる今となっては、ずいぶん腕を上げていることがドア越しでもわかる。

FLY (CD+DVD)

FLY (CD+DVD)

6月
ひたすらランニングしていた月。キリンジが解散した時のアルバム「Ten」を、発売されてからほとんど聴かず寝かせて?おいたのだけれど(何故自分でそんな選択をしたのかは不明)、ランニングの時にふと思い出して聴いて、懐かしいキリンジワールドに震えながら走る。これぞKIRINJIではなくキリンジの真骨頂と、それからはひたすら「Ten」を聴きながらせっせとランニング。
「きもだめし」のイントロが始まってその幸せな世界の広がっていく感じにワクワク、ほっこりして、そしてその幸せな世界はいつまでも広がっていける世の中だろうとかと不安がよぎったり、でもうららかな春の午後の風景は子ども時代を思い出して懐かしくもあるようでいて。アルバムの中の曲はどの曲も今の私に寄り添うように優しくて、ストイックに短時間で脚の筋肉を増強しようとハードなコースを選択してランニングしているのだけれど、兄弟の曲の優しさとトレーニングのハードさのギャップに自分でおかしくなる。私変なひとだ。

Ten(初回盤)

Ten(初回盤)

7月
大学時代の友人が学会で京都に来るというので18年ぶりに会いに行く。彼女は同級生だけれど2つお姉さん。人目をひくようなものすごい美人で、時々精神的に不安定な人な人だったのだけど、ほんの2か月前に急に思い出したように贈り物が届き、急に連絡を取り合うようになり再会に至ったのだった。彼女はあの頃と少しも変わらない美人で、二人で木屋町のひなびた焼き鳥屋で日本酒をぐびぐびと飲み、まるで25年前の学生時代のことを昨日のことのように語り合った。そして、音信が途絶えていた18年間を埋めるように話した。彼女は独り身で、私の娘が私と彼女が出会った歳と変わらない歳になっていることがピンとこないと言う。それもそう、生まれたての娘の出産のお祝いに駆けつけてくれたのが最後なのだから。話し込んで終電も間に合わず、二人で手をつないで三条通りを歩く。いい夜だった。

8月
屋久島に20年ぶりの旅行。
私と夫は20年前の5月に結婚して、8月の初めての休暇で屋久島に出かけたのだけれど、今年は娘たちと家族4人で行きたいと思っていた。台風、緊急の仕事等で最悪行けなくなることも想定して、必要最小限の予約だけしていたのだが、幸運にも4人で無事2泊3日の旅ができた。20年前は根元でおにぎり弁当を食べた縄文杉も今や遠巻きにしか見れなくなっていたけれど、4人で山に登れたことに感無量。20年ってあっという間のようでいて、くたびれる毎日をなだめすかしながら大量に重ねてきたようでいて。これから先の私たち家族4人の20年はどうなるだろうとか考えると、少し怖くなってしまった。
屋久島から帰ってきて、次の週には仕事の関係で倉敷市へ。1週間のホテル暮らし。被災者、支援者、全国から集まっている立場の違ういろんな人と沢山話をした。私はこれまで倉敷市に行ったこともなければ、被災した町のことも何も知らなかった。それは彼らが私が生まれた町のことを知らないのと同じように。でも、各々の土地にはそこに代々生まれてきた人がいて、その土地に根付いた生活があって、風景があって。一晩のうちに一変した町でもその人たちはそこに住み続けたいのだった。私が倉敷を訪ねた時期は被災者の人々が何かしらあきらめる決断をせまられている時期で、心身の不調なども出てきている様子だった。ただ、私はそういった人の身体の不調を夜な夜な聞くことしかできないのだった。

9月
出向している部下と飲んでばっかり(私が。彼は飲めない)の1か月だった。出向先の職場での彼はイヤイヤいいながらも仕事なのでとかく頑張っていて、出向先の上司からは「とにかく優秀」とか「とにかく仕事ができる」とかお褒めのお言葉をいただくのだけれど、イコールそれだけ彼にプレッシャーやストレスがかかっている状況で、そのはけ口として夜な夜な私に長文のメッセージが送られてくるのだった。私が聞いたところで出向先から逃れられるわけではないので、「気分転換にスペシャルなごはん行こう」などとなだめすかして出かけるのだけれど、結局彼のしんどい話を聞くことがしのびなくなってきて、たわいもない話を始めて、お酒がすすみ、そのうち下戸の彼に持論を繰り広げるなど、最悪のパターンを繰り返す有様。それでも、また行きましょう、また行きましょうと言ってくれるかわいい部下に愛想つかされないようにしないとと心配になる軽い二日酔いの朝。

10月
組織の再編成があって、部下が増えた。増えた部下にもくまなく愛情を注がないといけないので、管理する仕事も増えるし、結構不安でいっぱいだ。私は元来直球人間なので駆け引きのできない人間だけれど、上司だろうが部下だろうが、また第三者への見せ方にせよ、駆け引きまでにはいかないけれど、最近は少しは後先考えて調整しながら、様子見ながら仕事をやるようになった。そうしないと自分の身が持たないことをやっと覚えたようだ。でも、嘘はつけないので苦労している。7人の部下(年上の女性、体の大きな年下の男たち…)にせっせせっせと愛情を注がねばならない。事情ありの年度途中の組織編成なので、上司から間違いは許されないからな、組織が倒れないようにうまくやれよとのお言葉。そんなにプレッシャーかけるなよ〜と心の中で突っ込みながら、いかに短い時間で集中して仕事をまわすかばかり考えている。こんなときにまたまた「Ten」の「黄金の舟」ばかりリピートして聴いている。心に刺さった棘は溶けて消していかないと身が持たない。

風呂はいいね 裸だから
白い泡と白い湯気と
棘ささってても とけて消えていくよ
みんなそう、ただのヒトだよ

西陽に染まれ 湯舟は黄金色

ゴールデンウィークが終わって一週間が過ぎた。4月からの怒涛のような毎日は少しひと段落。純粋な心の洗濯。よい休日だった〜。
前半は夫と自宅の裏山から山歩きで都を目指すこと2時間。二人でお気に入りのあんこやさんのあんみつを食べて電車で帰る約半日の旅。私たちはいつもそうだなのだけれど、会話を楽しむというよりも、黙々と歩くことだけに集中する。
あんこやさんの喫茶室では娘たちとはそんなに歳の頃の変わらないカップルのおしゃべりが筒抜けで、夫とその会話の内容に聞き入ってしまう。賢そうなしっかりした女の子が、美味しいあんみつを食べる時にですら男の子の気持ちを測るための駆け引きトークを髄所にちりばめていたので感心した。すごいね〜私人生経験彼女より多いかもしれないけれど、あんな駆け引き能力到底かなわないな、といって夫にたいそう納得される。
 
後半は夫の誕生日ということでリクエストに応えるべく2人でサイクリング。北湖の周り100キロほどをクロスバイクで駆け抜ける。時速20〜25キロで黙々とペダルをこぐことと、ただただ頬にあたる風、景色を楽しむだけ。最後は付近の港から船で出発点に帰る。次は湖一周したい。
 
夫は47歳になった。私も来月には46歳になる。子どもたちも成長して、これからはまた2人で過ごす時間が多くなってくるのだろう。駆け引きも何もないゆるーとした会話を楽しみながら、これからも美味しいビールを飲みながら歳とっていけたらいいな。

緑が眩しい今日この頃。冬の間、ぜーぜー言いながらジョギングにいそしんでいた枯葉色だった山道の緑色が眩しい。悶々としていた娘の受験期はひたすら修行のように山道を走ることと、仕事に明け暮れていた。ウエストはしまったけど、太ももがたくましくなり、パンツのももがきつくなった。ただただ負荷をかけてジョギングすること、ひたすらそれだけに没頭し、余計なことを考えないようにしてた。希望大学に合格すれば進学、だめなら浪人、単純にそれだけ。
ようやく春になり、娘も希望大学に進学できることになったのだけど…喜びを家族で分かち合うべく春を謳歌するつもりが、緊急の仕事が次々入ってきて、目が回る毎日。仕事は好きだし、やらなきゃいけないことはちゃんとやるけど、神様も少し優しくしてよ、このままだと私早死にしてしまうかも、と思うレベルで忙しい。対応時間終了が午前2時半を回り、土日も休みなく8時出勤という日が続いた。息切れしない毎日を送りたい。前年度末から新年度2週間の間もうくたくた。
今日は久しぶりの休日。それでもやっぱり春の季節はいいなあ。家の周りを散歩すると大学野球の応援団の声がぬるい南風に乗って耳に届く。長女の応援に行っていた陸上競技場を訪れると記録会があっている。すっかりメンバーが入れ替わって、見慣れない学生たちが走っているけど、観覧席の私にまでフレッシュなエネルギーが伝わってくる。背景の青空のひこうき雲、スターターの音に驚き飛び立つ鳩の群れ、どの景色を切り取ってもみずみずしい感じ。心が洗われる。
来週一週間が穏やかな一週間になりますように。

2018年が明けた。穏やかなお正月。
晦日紅白歌合戦を鑑賞。元日は朝から近所の神社に初詣。早朝なので、吐く息も白い。自宅マンションに帰ってくる頃には、ポストの年賀状が到着していて、目をとおしながらエレベーターで部屋に戻る。そのあとは空腹をおせち料理で満たす。おいしい。いつもと変わらない、穏やかなお正月。
長女はセンター試験まで2週間を切っている。年が明けると一斉に私立の出願も始まって、俄然受験本番感が漂ってくる。
毎日ジョギングする桜の並木道。木々のつぼみは硬く、北風にびゅーびゅー吹かれて震えているよう。このつぼみが花開く季節には我が家はどんな風に変わっているかな。
最近の私はクラッシック音楽に回帰している。というのも、地元出身の男の子が国際コンクールに入賞し、近所のホールで凱旋コンサート的なものがしばしば開催されているのだ。彼が小学生の時分に、すごいピアノのうまい子がいる!と有名で、何度かその演奏を耳にしたことがあった。高校卒業後、ドイツに留学してからも何度か帰国時にコンサートがあり、その素晴らしい音色に惚れ込んだ。曲の解釈も彼の頭の良さがうかがえるもので、演奏を聴くたびにワクワクする。今度はどんな世界観が広がったのかな〜なんて感じながら。今の私のお気に入りは先のコンクールのセミファイナルの映像。さらなる成長が楽しみ。これからも応援していきたい。

今日から10月。季節が移ろうのは、あっという間。そのことに焦っているのは私ではなく、長女。言っている間に受験期まっ只中。先日センター試験の受験料の入金も済ませた。あっという間にクリスマスが来て、正月が来て、試験の日はやってくるのだろう。
最近の彼女は過敏性大腸炎っぽい感じで便秘と下痢を繰り返す傾向にある。受験生活、見た目は友達と切磋琢磨しながら彼女なりに楽しんでいると思っていたけれど、思いの外ストレスがたまっているのだろう。寝る前にワイン一杯くらいでも飲んだ方が調子いいんちゃうのとか、彼氏がボブ・ディランのフリークであるのをいいことに、みなみ会館で「DONT LOOK BACK」のリマスター版が今日から始まるみたいだよ、一緒に観に行ってきたら〜とかそそのかしてみたりする私は悪い母だと思う。
かく言う私も、娘が受験生というのにぷらぷら遊びに出かける気もおこらず、休日はもっぱらジョギング、読書、映画、テレビ鑑賞三昧。それでもいろいろなおもしろい発見がある。先日見た「クーリンチェ少年殺人事件」「泥の河」のリマスター版もよかったし、今日は映画館に見に行こうかな〜なんて思ってた「人生フルーツ」がテレビで見れていたく感動した。(夫人のことを「私の最高のガールフレンドです。」って恥ずかしそうに紹介する90歳のご主人が最高にキュート!)高校生の全国演劇大会の決勝作品、兵庫県東播磨高等学校の「アルプススタンドのはしの方」は最後は演じる高校生たちの熱が伝わって涙をだらだら流しながら見入ってしまった。そして保坂さんの「こことよそ」。久々保坂さんのページをめくり、文字の間に漂っているような感覚。秋にはこんな日もいとおしい。

  • 最近は帰宅後にPCをあける機会もなく、義務的に必要最小限な家事をやり、お布団になだれこむような毎日を送っていたので、「はてな」の存在をすっかり忘れていた。たまーに「はてな」に帰ってくると、15年来のはてな住人の方々のページを散策し、その変わらない内容にじんわり。私を含め環境は変化があっても、根本はちっとも変わらない、ユルガナイ人々。なんだか、「はてな」は私の忘れかけていたルーツを思い出させてくれるフルサトみたいでじわっときます・・・(いうほど私はコアなはてな住人ではないのですが、、、)
  • このシーズンは娘たちが同じ高校に通いだして、部活引退したり、いろいろあったけど、メインイベントはやっぱり4日間もある学園祭。長女にとっては最後、二女にとっては初めての学園祭。これまで行ったことなかったのだけれど、1日だけ休みが取れたので初めて行ってみた。長女が友達と有志でバンドする!といっていたので見に行くと、やけにギターソロのうまい陸上部男子に囲まれてOASISの「Don't Look Back in Anger」を女友達と大きな声で歌っていて笑った。そうか、お風呂で毎日練習していたのは、この曲だったのか!と今更気づく母。他にもGREENDAYの「American Idiot」とかやってて、ワンオクとかSISHAMOとかやるバンドが多い中、娘たちのバンド?集団は異色で、現役の高校生たちがみんなのるにのれず、ぽかんとしてて笑った。めっちゃ君たちらしいよ。
  • めっきり一緒に過ごす時間が減った私と夫は、きつい仕事があった週末には、家裏の山から京都へ山越えマラソンをするのを楽しみにしている。水あびたみたいにアホほど汗かいた後は、なんだか私も夫も心がすっきりするみたい。はあはあ二人で言いながら、二人で「私ら変態やな〜」といいながら山越えマラソン。変な二人だよな。気の毒やけれども、その血が脈々と娘らに受け継がれているのを感じる。
  • 最近みんな忙しくてテレビを見る暇がない。唯一家族の団らんにみんなで好んで見るのは、NHKのドキュメント72時間。金曜日にリアルタイムで見てこの曲流れてくると、家族みんなの目から涙があふれてくるのはなんなんでしょうね。家族でいる時間、団らんはいつまでも続くのだと思っていたけれど、そのタイムリミットが一歩一歩、週末ごとに近づいているような気持になります。