ここのところすごい朝型人間。日記もサボリまくり。日常生活していたら、あ、これ記しておきたい!と思うエピソードは山ほどあるのだけれどなんという体たらく。少しでも思い出せるものをつらつらと。

  • ある日、夫が好きな本を買ってあげる(単に自分の欲しい本が1500円に満たなかったから送料節約というだけなのだけれど・・・)というので、23日にフルマラソンを控えている夫も一緒に読めるし、と「走ることについて語るときに僕の語ること」をお願いしてみる。夫がジョギングを始めたのも33のときだし、ちょうどマラソンを始めたきっかけが、仕事が忙しくって無心になれる時間が欲しいだとか、体重が増加気味だからだとか、近くに素敵なジョギングコースが整っているから・・・なんていう理由だったので、うんうんと頷きながら人事とは思えない気持ちで読み進める。それに今水泳にはまっている私にも共通項がありあり。世の中の雑念、日常のあらゆる面倒なことから解き放たれて、とにかく全エネルギー、集中力を泳ぎ全てに無心につぎ込める時間を持つことが、自分の情緒を安定させてくれていることも身をもってわかっている。だから嬉々として読む。なんか歳を重ねて老いていくことに勇気が湧いてきた。鏡を見るたびに増える白髪にここのところげんなりしていたので。
  • 同郷で夫の会社の先輩が緊急入院されたのでお見舞いに。心筋梗塞だと。。。命に別状はなくて本当によかった。っていうか先輩最近肥えすぎですよー。まったく美食家で偏食家なのだから。彼は、日本の最高学歴を修めているかもしれないけども、体調管理能力に関してはほんと皆無に等しい。我が家に夕食食べに来たって平気で野菜を残しちゃうようなある意味おこちゃまな人なのだ。それでもホルター心電図計やら点滴やらをつけたまま「粗食のすすめ」なんて本を病室のベッドの上で一人転がって読んでる姿見せ付けられたらかわいそうでキュンとしちゃって、「退院したらうちに下宿しますー?粗食なら食べさせてあげる!ただうまい酒持ってきてよー、横で飲んであげる!先輩は見てるだけ!」なんて毒を吐きながら子どもたちと枕元にお見舞いのお花を飾ってくる。まったく救いようのないほどの弱虫で頭でっかちの皆の嫌われ者な人かもしれないけれど、少なくとも我が家にはこの人を歓迎する気持ちがあって、早くよくなって欲しいと願ってる。本人にも伝わっているはず。そして一応遠慮してなかなか出さなかった洗濯物を受け取ったあと病室を後に。つぎ一緒にお酒が飲めるのはいつかな〜?
  • 同僚の29の女子が、訪ねてきたメーカーの若い好男子が帰るや否や「おしゃれなスーツ着て頑張ってるかもしれんけど、いまいちイケてないのよねえ!なんか違う!だめ!」と激しく揶揄。怖い!厳しい!私としてはおしゃれなスーツを着こなせている若い男子の方をむしろ訝しがるたちなので、イケてないくらいとか、ちょっとおしゃれに頑張りすぎてない位の不器用な男子の方がかわいいと思う。だから同僚の女の子のそういう感覚にびっくりする。っていうか私の感覚がちょっとずれていると若い女の子全般に言われるのだけれど。でもでもでも、そうかなーそうかなー。男の子だって、ちょっと隙あるくらいのほうがかわいいじゃない。なんて言っても共感してもらえず。みんなおしゃれなスーツを着こなせる男性と、素敵なホテルでディナー、実は部屋とっているんだ・・・なんてやってるのか?私なら断然居酒屋で日本酒ちびちびやりながら打ち解けて、気がついたら家に・・・なんて感じのほうがいいなあ。わーなんて安上がりな女。しかも妄想にもほどがある。きっと「人のセックスを笑うな」の公式サイトを見たせいだわ。それでも男女が交わったり別れたりするときは、傍から見たら少し滑稽な感じくらいがいい。そのほうが人間味溢れてて私は好き。

もっぱら最近のBGMは二階堂さんの「つるべおとし」


しあわせはつるべおとし まちは秋の色ね

今日は冷たい雨。一気に冬に近づいた。銀杏の葉っぱが地面を覆い隠す。