世の中はさくら桜、花見!ってくらいに春の到来を存分にあじわってらっしゃる感じなのに、私のとこはまだまだ桜は咲かない。先日私が研修にいってる間に大文字山に登ってきた子どもたちは、「母さん、京都は桜結構咲いてたよー」なんて言ってたけれど、まだ私は桜の開花を味わえてないどころか、ここのところの寒さにおののいてる。もう、風邪なんてひかないんだから!
明日からいよいよ新しい毎日が始まる。先週の不安は、なんか吹っ切れた感じで、新しく始まる日々にわくわくしてる。この歳になってこの新しい季節に新しいことが始まっていくわくわく感味わえるのはラッキーだと思うことにしよう。
今日のおんがくは「今日も誰かの誕生日」

7-seven-(DVD付)

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やっと買いましたよ。「7」を。こんなに10年長く好きでい続けてるのに、初めて買うことを躊躇してしまったよ。何でかなあ・・・。配信曲が多かったから既に知っている曲が多すぎてもったいないような(なにが、笑?)気がしてしまったせい?アルバムごとに違う局面が見られるのが楽しみで、新しくファンになる人さえ羨んでしまったりする偏愛ぶりのときもあった人なので私。そのくせ、タワレコの店員さんにカウンターで「特典のポスター付けときますね!」と言われれば真っ赤な顔して「そんなファンじゃありませんから、結構です!」なんて言ってしまう・・・。素直な愛し方ができないんです。
でも、この曲は大好き!なんかなあ・・・キラキラしてて毎日をありがたいというか、この世に生を受けていることを素直に肯定したくなるような曲だもの。
だんだん30半ばになってくると、自分の周りの女性はとかく歳を隠したがったり誕生日にいくつになったかだとかいいがらなくなってくる傾向にあって、私はそのことが以前からいやでいやでしょうがなかった。何故、女性だけが歳をとっていくことを否定的に捉えなきゃいけないのよ?なんてね。
以前職場で33の誕生日を迎えた独身女性がもう仕事を終えて帰るというときになって「実は私今日誕生日なんですー。もう祝う歳でもないし一緒に祝ってくれる人もいないんで黙ってたけれど・・・」なんてことをいうので、それから慌ててささやかなケーキを買ってお祝いしたことがある。誕生日は一年間元気に何事もなく過ごせたことをありがたく思う日。だからいくつになったってお祝いなんだよう!なんて言いながら一緒にケーキを食べたことを思い出す。そうした毎日が積み重なって、お互いいい歳のとり方をしていけたらいいのにね。
夕べは高史明氏のETV特集見る。部屋の模様替えをしてからこっち、すっかりテレビっこの私。「ぼくは12歳」をリアル12歳で読んでいたので、懐かしく見る。この本を読むまでは自殺=悪みたいに捉えてた子どもだった私だけれど、この本を思春期の初めに手にして「生きること」とはなんぞや?みたいなことを漠然と考えたりしてた記憶がよみがえる。
生きていること、生かされていること。いきた毎日にしていけるか。