花火

起床6時。近くの小学校でラジオ体操、朝ごはんを食べて朝顔に水をやり、子供たちの宿題に付き合い、プール開放の付き添い、昼寝、蝉採り・・・とまるで夏休みの王道をいくようなここ数日。今日からいかにも夏休みって感じの天気にもなってきたし、夕方やっと乾いた大量の洗濯物をたたんだ後夕食前に枝豆とビールで一人乾杯。ああ、しあわせ。暑い日はこれがたまらない。ご主人さま、お先に失礼します!
夕食後本谷有希子さんの「生きているだけで、愛」をぱらぱらと。もう映像見てる様な感覚。テンポよく読み進めて途中笑えたりもするのだけれど、何だか切なくて切なくて。
「自分という人間の『味の濃さ』みたいなものに辟易して、津奈木という男の味のなさに子供のようにしがみついてる」っていう寧子のあれこれが私の心にひりひりくる感じで痛かった。こんな気持ち、自分にも覚えがあるな、と。最後はちょっと照れくさくなるくらいでき過ぎかなあ?なんて気もしたけれどよかった、よかった。

先日怪我した二女の傷がすっかりよくなった。あの日以来毎日毎日消毒に病院に通っていたのだけれど、いよいよそれも終わりが見えてきた。それにしてもあれほどの傷だったのに、子供の皮膚再生サイクルの早さには本当に目を見張るばかり。34歳の私だったらこうはいかなかっただろう。
かさぶたが取れた後にはきれいなピンク色の皮膚がちゃんとはりめぐらされてる。きれいなきれいな出来立ての皮膚。よかったなあ。