朝起きてカーテンを開けたとたん目に刺さるほどの青色。はあ、爽やかな秋晴れの一日。子供を送ってく自転車のペダルをこぎながら自然と鼻歌が出る。
ここのところ仕事が暇で、頭の回転が鈍っている。こんな暇なときこそ余力を蓄えるがごとく勉強しとかないとなあなんて思うのだけれど結局おしゃべりばっかり。いかんよなあ・・・。
お昼になって仕事もひと段落着いたので、ゆっくりと弁当を食べていたら突然の来客。来年年明けから仕事のチームを組む方が挨拶というか視察に来られる。赤いスポーツカーで横付けして入ってきたかと思うと、こっちの都合も聞かんと一方的にしゃべる。年は40くらいかと思うけれど、小学生のボクみたいな仕草や強引な態度がいかにもこの職種にありがちで笑ってしまう。最後には「今度是非一緒にメシ食いに行きましょう!」という捨て台詞を吐いて去っていった。なんだありゃ?突然やって来た嵐のようだった。来年からの仕事が危ぶまれる。私、あの人のペースについて行けるのだろうか。
幼稚園に子供のお迎えに行くと、二女が今日も男の子二人を引き連れて帰るのだそう。金曜日も男の子二人連れて帰ったよなあ、なんて思いながらぞろぞろと帰宅。
それにしても男の子は面白い。奇想天外なことをやらかしてくれる。先日は皆でひっそりと夫の部屋にこもって床の上で5キロの鉄アレイを石に打ち付けて粉々に砕いていた。お前さんたちは石器時代の人かい?静かに楽しそうに遊んでるし、と思って放っていた隙にやっていたみたいで皆が帰って掃除機をかけているときに粉々に砕かれた石というか泥たちを発見。床とかが傷つくのは一向に構わないのだけれど、子供たちの指の骨が砕かれていなくって良かったなあとホッとする。でも我が家の女の子はそんな男の子のスリリングな遊びについて行くのが楽しいのだろうな。私もそんな女の子だったので気持ちが良くわかる。
今日の音楽はくるりの「男の子と女の子」
まだまだ我が家の女の子は男の子に近い。私も含めて。
こんな鉄アレイで石かち割って遊んでる男の子たち。どんな男の人になるのかな。そのうち恋をして、思いを寄せる娘から愛されたい、その愛しい顔を見せて欲しいなんて思うような日がやってくるのかな。案外そういう日はあっという間にやってくるのかもしれないな。

THE WORLD IS MINE

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