朝から歯科に定期点検に。無事家族みんな虫歯もなくホッ。
私は自分に関してメンテナンスを怠りがちな人なのだけれど、とかく歯に関しては例外でまめに歯医者に足を運ぶほう。だってガリガリやられるの怖いのだもの。夫は歯医者さんに治療をしてもらったことがない人で、だからといってまめに歯磨きをするかというとそうではないので、時々歯周病予防にこうして歯科を訪れる。
その後私は久しぶりに美容院に。お天気の連休の中日ということもあってすいていて、お店の女の子といろいろ話し込んで帰ってきた。20代中間になってくるといろいろとこれからのことを考えるみたい。仕事のことや、彼氏とこの先どうなるかとか。
10年前の自分はどうだったかなあ?
とりあえず仕事に対しては毎日こなす仕事の他に課題がいっぱいで、先のことは考えられなかったような気がする。とにかく「俺様たちが鍛えてやるよ!」っぽい人たちに囲まれて、沢山の同期と何かと比較されて、脱落しないように必死でしがみついてた毎日。先のことはなにも考えてなかったな、あの頃は。
後はひたすら色んな人たちと沢山くだらない話をした。男、女かかわらず。そんな時間を沢山過ごしていたら、そのころ離れて暮らしていた今の夫とこの先どうするかとかどうなるとか考えたりもしなかった。そのくせ毎日のように手紙をやりとりしたりして、もうやってることがめちゃくちゃだ。
今日打ち明け話をしてくれた彼女はどんな十年後を過ごしているのだろうなあ。どうか幸せな十年後でありますように。
夕方にはCDを物色しに。家計を握る主婦なので一枚だけと自分に決めていたのだけれど迷う迷う。小山田くんの新譜に浜田真理子さんの新譜、宮川弾さんのも魅力的だなあ、なんて思いながら店内をいったりきたりいったりきたり。結局、腐れ縁の男と別れられない女みたいな気分で堀込兄弟の新譜を握ってレジへ。
それでも「鼻緒が切れたら叫ぶんだよ 僕の袖を千切って 結べばいいだろう」言い回しに打ちのめされて、こんな言い回しはやっぱり兄しかできない!なんて思いながら満足する。「自棄っぱち〜」や「柳〜」は「汗染みは淡いブルース」の延長線上にあるかんじで流石ってかんじなのだけれど、「ロープウェーから今日は」の歌詞がシュールで笑ってしまう。その毒の匙加減がいかにも兄らしくて、妙なところでやっぱりこの人について行こう!なんて思ってしまったのでした。。。

DODECAGON