昨日はほんとに寒かった。娘のバスケの試合の応援に自転車で出かけたら、乾いた冷たい空気を吸い込んだせいで鼻の奥がつーんと疼くようなあのなんともいえない感触をひさびさ味わう。山から吹き下ろす風がごーっと鳴って、晴れているのに山の上から粉雪が吹き下ろしてきて、悲しくもないのに顔は涙でぐちゃぐちゃになった。
着いた体育館はやっぱり予想通り底冷え甚だしくって、マフラーも巻いたまま観戦、応援。いつのころからか娘のバスケはちゃんとバスケになっていて、それぞれの子どもたちのプレイはおもしろいくらいそれぞれの子どもらの性格をそのまま表すものになっている。人間はやっぱり無の時というのはおのずと己が露わになるものなのね。娘のプレイはそのマイペースな性格と、淡々と仕事をこなす感じが出ていてなかなか私の好み。まあ小柄なこともあるけれど、派手なプレーもないしゴールを決めるわけでもない。でもその職人的なディフェンスとか確実にこなす裏方的な仕事はいかにもあの人らしくって、どういう経緯でそういうプレーに行きついているのか気になるのだけれど、たぶん無意識なんだろうな。彼女はそういう人だ。
今日はお昼からスケート。スキーかスケートがやりたいー!と娘らが吠えるのでようやく重い腰を上げる。母さん冬はとことんインドア派なのよ。寒いときに寒いとこ行くなんて気がしれない。霜焼けがひどくなるー、なんて言ってもられず・・・。スキーよかまだスケートがましでしょ、ということで。
スケート場に着いてみるとすごい人だかり。閉館までひとしきり滑る。久々のスケートなので見てるつもりだった私もついついスケート靴を履いてしまって、子どもたちが休憩中も「ちょっと滑ってくるわ。」という始末。夫はただでさえでかい人なのに、スケート靴を履くとさらにでかくなって、でかい人がシャーシャー滑っていてとても目立った。これで子どもたちもしばらくは静かになるかな。