気温が急に下がったせいか、ここのところ布団が恋しくて恋しくて眠ってばかり。昨日は冷たい雨の一日で外出もせず、昼間暇さえあればウトウトしてたというのに、夜は八時半には床に就いて朝までぐっすり。体がそれだけ睡眠を必要としているのだろう。そんなときは素直に抗わずに眠るのがよい。
今日は朝から冷たい雨が降っていたかと思うと、パーッと日が差し込んでくるような変な天気の繰り返し。虹を4度も見た。それも太い太い虹。そしてボランティアのフリマの作業に出向く。
何度か参加しているけれど、今年ほど最悪な天気は初めて。商品も濡れるしお客さんも少ないし。それなのに私以外のスタッフの働き振りには本当に頭が下がる。私なんかほんとまだアマアマだなあ・・・なんて実感させられる瞬間だ。
子供たちは毎年このイベントを楽しみにしていて、今日もワゴン車にギュウギュウに詰められた売り物の隙間に姉妹二人で詰め込まれて興奮していた。
二女は売り物のガチャピンのぬいぐるみを気に入って一時も離そうとせず、結局買う羽目になる。家に帰ってからもパンツをはかせてあげたり、チョッキを着せてあげたりとかいがいしくガチャピンの世話を焼いていたくらい。長女はコマ回しのブースで上手!と一躍有名人になっていて、ボランティアの大学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんから可愛がってもらいご満悦。
他にも隣のお好み焼きやさんのブースのおばちゃんからソースで汚れた口の周りを拭いてもらったり、よそのおばちゃんにトイレに連れて行ってもらったり、お菓子をいただいたり・・・いろんな人に可愛がってもらえることほど、この子達にとって幸せなことはないのだと思う。
世の中はいい所なのだと刷り込んでもらうんだよ。たとえその世の中に裏切られるようなことがあっても、根本が揺るがなければ大丈夫かと思う。そしてその世の中にちゃんと恩返しをしていかなくちゃいけないのだよ。自らの命を絶つなんてことのないように。
何かしらヒントがあるかもと思って買って置いたままになっている保坂さんの「小説の誕生」をぱらぱらと。さすがにここのところ寝だめしてたぶん、読んでると頭が冴え渡ってくる。いかんいかん。夜更かししてしまう。明日は参観。その次は個人懇談。さっさと寝よう。

小説の誕生

小説の誕生