今日も真っ青に澄み渡る空。日差しはあるのだけれど、北から吹いてくる風は冷たく冷たく、私の耳たぶや鼻の頭をじーんとしびれさせるほど。
今日は休みだったので、お布団を干したり、古新聞の整理をしたり、いつもより少し念入りに掃除をしたり、ミシンをカタカタやったり。鼻歌交じりで。
その後は先日のクリームパスタに入れた残りの開封したままの生クリームが気になって、クリームチーズや卵、ヨーグルト、小麦粉を適当に混ぜてベイクドチーズケーキを作る。ここのところ、子供たちの食欲がすごくて、市販のお菓子じゃあいくらあっても足りない。おやつを作る回数が増えてる。
それなのに、今日こそは何人遊びに来てもOK!かかってきやがれ!ぐらいの気持ちで幼稚園へ二女のお迎えに出かけたのだけど、あっさりふられてよその家に遊びに行ってしまった。長女は放課後に学校活動がある日なので4時半までは帰ってこない。一人でだれもいない部屋におやつと共に残されて、久々恋人に約束をすっぽかされたような気分を味わう。というのも束の間、変わり身が早いので、味見と称して一人でチーズケーキを味わう。いつもより丁寧に淹れた紅茶と共に。うーん、うまい。と言いながらあと少し、あと少し・・・と食べてしまい、結局四分の一ホールほど食べてしまってギョッとする。やっぱり私は「待つ」ってことが症に合ってないのだと思う。(・・・いえいえそうじゃなくって、ただ単に意志が弱いだけ。)
先日の新聞の記事。
平成20年代頃はもっと日本人は豊かな暮らしをしている。と随分前に予想してらっしゃる人がいて、どんな豊かな暮らしかというと、仕事は月〜木、子供たちは学校から帰って三時半からお母さんとティータイム、四時にはお父さんが帰ってきて、六時には家族みんなで食卓を取り囲むというような暮らしだったと思う。だけどその人は同時に、その前の平成10年代は混沌とした苦悩の時代を過ごさなければならないという予想もしていらっしゃったとのこと。今はその苦悩の時代なのかなあ。
でもその苦悩の時代を抜け出すためのひとつの手だてとして、「愛国心」を子供たちに植えつけようというのはとっても乱暴なことというか怖いことのように私は思う。そういった心が子供たちの心の中に自然に芽生えていくような世の中にならなければ、何一つ解決できいてないのに。ほころびを繕いながら、体裁ばかり気にしていてもしょうがないのに。子供だって、いつまでも子供のままではないのだ。
いじめだって虐待だって、少子化問題だって、皆があくせくしてイライラしてるうちは、何も解決できないのだと思う。