クリスマスが終わった。
とはいえ夫も私も交互で仕事だったので、街に繰り出してクリスマスの雰囲気に浸るような行為もお外でのディナーも無く空いた時間でひたすら子供たちと縄跳びの練習。その合間にケーキを焼いたり晩御飯の準備をしたり。
縄跳びは私の得意とするところで、これでも母さん縄跳び少女だったのだよ!なんて言いながら子供たちを前に二段とびやら、後ろ二段とびやらツバメ返し、ハヤブサなんかを披露する。そのうち近所の子供も集まってきてすごーい!とか言われてちょっとした優越感を味わう。ここのところイベント続きで飽食気味だし、冬休みに入って時間に追われる生活から開放されたのもあって体がだらっとしていたので引き締めるべく真剣にやる。
寝る前は、サンタさんのためにとテーブルにコーヒーとクッキーを用意した子供たちは興奮してなかなか寝付けず、夜更けになってやっと寝ついた。そろそろと一人寝床から起き出してプレゼントを用意する。マフラーを欲しがっていた長女には白いうさちゃんみたいなボンボンのついた毛糸のマフラーと、手編みに挑戦するように毛糸だまをいくつかと編み棒。二女は料理好きなので子供用のマイ包丁と前から欲しがっていた筆つき絵の具パレット。そして家族でできるボードゲームを。夫にはあったかそうなネルのパジャマ。皆に見つからないようにこそこそ用意するのは至難の業なのだ。ちゃんと夜中にクッキーも食べ、コーヒーもいただいておいた。
そして今朝、それはそれは子供たちは興奮して起き出してきた。包みを広げて起こる感嘆の声。コーヒーが無くなっているのにも興奮している。ごめん、それ飲んだのお母さんです、とは口が裂けても言えないよなあ。
思いがけず、私にもひとつ包みがあった。あったかいあったかいポールスミスのマフラー。いつもいつも、ありがとう、ありがとう、だんな様。
最近お互い忙しくてあまりゆっくり話ができていなかったのだけれど、久々夕べは二人差し向かいで酒を飲み交わし色んな思いをしゃべる。夫はあまり口が滑らかではない人なので、たまにこうして酒の力を借りてでもコミュニケーションとっているのがよい。
今日の音楽はスガさんの「愛について」この曲、結婚を決めた頃によく聴いていたのだった。

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