chihiryou2007-01-03

今朝はゆっくり起き出して簡単なお節の下ごしらえを済ませたら、神社に初詣に。
今年は夫が年男なので猪の祀られた神社へ。
それにしても12年ってあっという間。彼が24のときなんてついこの間だったようなのに。ということは次の12年もあっという間に過ぎるのだろう。次は48歳か。そして私も47歳。上の子なんて二十歳になる年だ。今考えると気が遠くなりそうだけれど、きっとあっという間にその日はやってくるのだろう。そしてそのときも思うのだ。36のときなんて、ついこの間だったようなのにってね。
正月の京都は車も人もごった返していて、いつもより数倍の時間がかかってしまう。だから帰ってからすばやくささやかなお節を作る。我が家でも形だけでもお正月の宴を催しとこうということで。
田作りにお煮〆に栗きんとん、大根と金時人参のなます、出汁巻きと豚の角煮は作って、秋に作って冷凍しておいた栗の渋皮煮を解凍して、重箱に詰める。お鮨を買おうかなと思ってたのだけれど、あまりの正月高騰に辟易してしまって、刺身の切り落としを買ってきて自分で巻いてみた。
それにしてもこういう作業をするときの私って本当にいきいきしている。出汁を丁寧にとったり、野菜の面取りをしたり、薬味をきかせたり、ちょっとした一手間、一手間がちゃんと味になって跳ね返ってくるから楽しい。そして毎日毎日やれ弁当だ、やれおかずだと煮物なんかを作り続けていることもちゃんと私の味になっていっている。そしてそれを美味しいと行って食べる人々がいることをありがたく思う。
ただただ心残りなのは夕べ豆を水に浸しておくのを忘れていたので、煮豆が作れなかったこと。「まめに動く」ことは私のモットーとしている部分なので今夜にでも浸して、明日煮豆を作って食べよう。
結局今日作ったお節は、家族みんなで完食。ちょっと食べ過ぎたし、お屠蘇の日本酒も飲みすぎた。今年一年家族皆が太らないように。少し心配。
今日の音楽は「夢を見る人」
このCDは95年の発売だからちょうど12年前によく聴いていたということで。大学生のときモグラネグラ(だったかな?)って番組を好んで見ていて、その時の田島さんが最高にチャーミングで、オリジナル・ラヴを聴き始めたのだった。あの番組、日替わりの司会者も豪華で面白かった。もう殆ど思い出せないけれど。

RAINBOW RACE

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