今日は少しは冬らしさを感じる冷たい空気。時折雪もぱらついたりしている。夫は朝からおにぎり弁当をもって休日出勤。私は子供連れで朝からボランティア。
子供たちと出掛けにいつもの小道を通ると、あちらこちらにポツリ、ポツリと梅の花が咲いている。ピンク、白、蝋梅もあちこちに。子供たちは「ウメ、かわいいねえ、かわいいねえ」と言いながら通り過ぎていく。梅の香りに混ざって、どこからか沈丁花の香りも漂ってくるような気がする。今年は随分暖かかったし春の開花も早めなのだろう。
夕方帰宅した夫と入れ替わりに、一人で散歩しながら買い物に。少し鼻にツンとくる冷たい空気の中、色んな頭の中のやっかいごとをリセットしながら薄暗がりの疎水沿いを歩いていく。藍色の空にいくつものびる飛行機雲や宵の明星なんか見ながら歩くと、世界はとてつもなく広くって、私があくせくやってることは本当に些細なことに思えてくる。
寂れたアーケードを抜けて薄暗がりの旧東海道筋を歩いていると、建物の少しくぼんだところに男性が立っていて、よく見ると露出狂?の人だった。私はどうもこういうのに鈍感で、「キャー!」もなく「あ、そう。ふーん」でおしまいなので、リアクションを楽しむ筋の人はきっとおもしろくもなんともないだろう。見た目はいかにも「キャー!」とか言いそうなキャラなのだけど。ごめんね。