chihiryou2008-01-25

朝からカーテンを開けると一面の雪景色。雪は降るのに積もらないという毎日が続いていてフラストレーションが溜まってた子どもたちは、朝から興奮して手もつけられない。長女はご飯噛み噛みランドセル背負って出かけて行った。いつもより一際通学路に響く子どもたちの歓声。まったく、もう小学生たちったら・・・なんて言いながら、大人である私もいざ!レインブーツをしっかり履いて、いつもより早く幼稚園に二女を送って行く。駅までの道。まだ誰にも踏まれていない雪を踏みつける時の音、感触。ああ、なんだかいい大人である私だって心が躍っちゃう。電車を待つホームに降り積もった雪に娘と傘で落書きするのも楽しい。
その後も一日中雪は降ったり止んだりしていたけれど、結局湿雪で溶けてしまった。ああ、はかない。夜には雲が切れてそれはそれは美しい星空。一際ピカピカ輝く星たち。明日の朝はうんと冷え込むに違いない。
正月明けに受けた試験にどうやらパスした模様。私の中では既に終わったことになっていた出来事だったので、非常に驚く。次は口述試験だそう。面接シートを書いたりしなくちゃなんないんだけれど、<学生時代について>という項目があって得意教科や大学の時の卒業研究の内容、サークル活動、力を入れてやったこと、なんて記さなきゃならない。もう遥か彼方の記憶を手繰り寄せられるのか。。。
先日、二年生の長女の生活科で自分の生い立ちを振り返る授業の準備のために、生まれてきてからのエピソード(命名の由来とか、どんな赤ちゃんだったか、とか)を親が語って子どもがメモを取りながらまとめるという宿題があったのだけれど、それすら危うかった。かろうじて、このずぼらな私が精魂尽くしてまとめていた、「生い立ちの記録」なるアルバムがあったお陰で成せ得たのだけれど、子どもたちの誕生、その前の自分の結婚、その前の就職、その前の学生時代のこと・・・果たして思い出せるのかな?今週末に仕上げなければならない。
それにしても、受験会場で見たところ殆どが来春卒業見込みっぽいリクルートスーツに身を包んだ学生さんとか、いかにも勉強熱心そうな妙齢の男性(電話帳みたいな問題集広げてはったなあ・・・)とかだったので、今度こそ無理っぽい。思いのほか、夫がひどく喜び、あたって砕けろ的なことを言っては尻を叩くので私もいい加減腹をくくり、余計なことは考えずふんどしを締めてかかることにする。