季節は緩やかに、静かに冬に向かって移行している。
毎朝眺める180度の湖面の風景は穏やかに少しずつその様相を変えつつあって、湖面は風になびくやわらかな瑠璃色の生地のよう。
たおやかな波が湖面に静かに広がっていくだけ。そこに滑るように静かに船がサーっと進んでいく風景はなんともいえず美しい。朝からとっても贅沢な気分に浸る。
そんなところに最近は渡り鳥がポツポツ。もう10月も半ばだものね。。。
最近の私は、以前にもまして大変なことになっている。同僚の男子が軽い抑うつになってしまい、出勤日数が著しく減ってしまっているのだ。ということは、必然的に私にそれらの仕事は回ってくるわけで、ここのところの私の仕事は、パンク寸前。だから私の処理能力云々よりも、神経のずぶとさや鈍感力に頼る毎日。できる、できないの前に、まず私自身が倒れない。
だから、無力な私は、毎朝穏やかな湖面の風景を眺めて、心を鎮めて仕事にかかるくらいのことしかできないの。