遅れたお盆休みをとって、先週は娘の高校体験入学に行った。
娘さんは「お母さん、一緒に行こうよ〜」と言ってたくせに、高校では私に一目もくれず、まったく別行動。私が彼女の姿を見つけ話しかけようものなら、すごく迷惑そうな顔をしていた。よしよし、健全な思春期の少女に育っている。恋人同士のように上履きの用意からお母ちゃんにやってもらい、終始お母ちゃんと一緒に見学している男子生徒よりよっぽど普通だと思った(結構多いの…びっくり!)。
2校参加したのだけれど、各高校とも良い感じだった。SSHやらSGH等聞き慣れない語句や、国内、海外大学、企業へのインターン制度やらなにやらで、いまどきは公立高校でも何かと進んでいる。へえ・・・。体験授業とやらもあって、娘は数学の授業に参加。見つからないように、こそっと参列したのだけれど、男子が半分以上占めるクラスで、怖そうな数学教師に当てられて答えたり、挙手して発表したりしてて、なんのなんの、娘さん意外と頼もしかった。娘さんは、すっかり志望校を決めて、部活見学までしてきていた。山岳部!?に入るのだそう。
自分の高校時代なんて、ついこの間のような気がするのに、もう娘が高校生活を送るようになるなんて、ちょっとピンとこない。学園祭のビデオなんか見せられて、やってることは自分たちの時代と大して変わっていないのだけれど、みんないい顔してる。自分もこんな顔をしてたのだろうか。
来年の今頃は、娘さんが志望した学校に通えていたらいいな。
木曜日の夜は久しぶりに在宅していたので、popholicさんのラジオ番組を思い出し、やっと聴いてみた。高野寛特集。くるりのベステンダンクが流れてきた。娘の高校体験入学に行った日に、自分が高校時代に聴いていたベステンダンクが違った形で偶然聴けて、なんか嬉しかった。
また、いまヘビーローテーションで聴いているKIRINJIの11にも「だれかさんと だれかさんが」という、放課後の理科室の曲がある。自分の高校時代を顧みたり、娘さんのこれからを思ったり。年を重ねると、いろんな曲を聴くときに私の中のいろんな記憶や想いが呼び起こされる。年をとったという証拠なのかもね。