新学期も連休も瞬く間に過ぎて行って、梅雨入り前の日曜日。ジョギングをしていると、アジサイのつぼみをあちらこちらで見つける。バラの香りもどこからか漂ってくる。晴天の週末もぼちぼち終わりかな。
長女の新生活も軌道に乗ってきて、今日は朝から陸上部の記録会。インターハイも近い。彼女は7年間続けてきたバスケに見切りを付け、高校入学してからは陸上部でミドル競技の選手になった。ミドル競技は同学年に男子しかおらず、男子と一緒に練習しているようで、毎日くたくたで帰ってくる。その練習内容はすごくて、男子と同じペースで40分間走の後、200メートルダッシュ+200メートルジョグを20本やってきたとか、聞いているだけで吐きそうになる。おかげで彼女はとってもジャージの似合う女の子になった。男子の友達もたくさんできたようだ。まあまあ、青春を謳歌してください。そんな長女が先日「お母さん、教科書に村上春樹の『鏡』が載ってたよ。読んで怖くなった。」と差し出すので、私も読み返しながらこわくなる。あ、そうそうと、「高校生のための文章読本」を出してきてあげる。これ、面白いよ。読んでごらん。お母さんも昔読んで、本好きになったところもあるから、と渡す。

高校生のための文章読本

高校生のための文章読本


以前から写真家の植本一子さんの綴る「働けECD」という日記が好きで、単行本好きで読んだり、ブログ読んだりしていたのだけれど、寺尾沙穂さんの映像に関与しておられてびっくり。私の好きな音と映像がつまった一作。心に深く深く入り込む一作。