先週末からどうにもこうにも抱え込むことが多すぎて許容範囲オーバー。私の気分はするすると心の底の渕に吸い込まれて、澱んで澱んで、やっと昨日あたりから這い上がってきた。
夫に当たって、歯軋りして、砕け散って、もぬけの殻になった状態を掬いあげられて、やっと平静を取り戻せたかんじ。とばっちりを喰わされた夫は気の毒かもしれないけれど、こんな気の強い、せっかちな女を嫁さんにしてしまったと悔やむのもよい。けれど、私としっかりタッグを組んでくれないと、噛み付くからね。素知らぬふりは、私の神経を逆撫でするだけなのだ。
一番堪えたのは、一本の電話で知らされた元同僚の女の子の死。
32歳。あんなに綺麗でいい子が・・・。乳癌だったのだそう。私は彼女の24歳から27歳までの一番輝いていた幸せな時期を福岡で一緒に過ごさせてもらっていたので、まだ嘘のよう。あんなにいつも嬉しそうに話していた彼と結婚して、子どもたちも二人生まれて、幸せに暮らしているとばかり思っていた。幸せそうな年賀状も1月に受け取ったばかりだったのに。私のメールフォルダには彼女からのメールも残っているし、「履きやすいですよ〜♪」といって教えてくれた、trippenの靴、今でも私は愛用しているのに。
どうか、安らかに。
人生の一寸先はどうなるかわからない。
実は今日で9回目の結婚記念日。私がこんなに全てをさらけ出してぶちまけるのは、あなたの腹の底を私にも見せてほしいと思うから。毎日が後悔の無いように。後悔の無いように。